Irish coffee

Thursday, April 12, 2012

重度障害者の裁判

伊藤晃平さん裁判、画期的勝利的和解

http://tokuyamad.exblog.jp/17384117/

ブログを書いてくださった方のコメントです。

「障害者なんか社会のお荷物だ。お恵みを受けて黙っていれば良いんだ」「稼働年齢で生活保護を受けているようなのは怠け者だ、ビシビシしごいてやれとまで考えている人は少ない。

「障害者に親切にしたい」「ホームレスへの炊き出しに参加したい」という”善意”を持っている人はたくさんいます。 素朴な”善意”は、時間的空間的社会的に分断されて、なかなか社会を変える力になっていかない、それをどう突破していくのか? この課題は、なかなか重いです。

この裁判(原告・支援者)に対して、本来は障害者福祉に理解のあるはずの人々がネガティブキャンペーンを張りました。 (曰く「M福祉会は民主勢力だ、その民主勢力を被告とする裁判はケシカラン、そんなのを支援するのは民主勢力潰しの盲動だ」) まだその後遺症は大きく、この歴史的和解の意義を広めきれていません。

「M福祉会」がどうこうの問題ではない、もっともっと大きな話、次元の高い話なのだ、憲法原理そのもの(特に13条、14条、25条)なのだ、ということを伝えたいと思います。 そのことによって「民主勢力潰しの盲動だ」という間違った認識が洗い流されることを期待しています。

***

一部の不正を行っている人たちがさも、大半であるかのように取り上げるメディアのあり方には問題があると思います。 私の周りでも、同じ問題を共有する仲間の中で考え方の違いから分断が起こっている状況もあります。一方で、大きな共通項でまとまってつながっていくことは、これからの若い世代の中では少しずつできていけるような希望も持っています。

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