Irish coffee

Sunday, April 15, 2007

アイルランドとアフリカ

最近、アフリカの映画を何本か見る機会がありました。
日本にいると、あまり身近ではないのですが、アイルランドにいたことで、アフリカとの距離も縮まったような気がします。留学生、難民、アイルランド人と結婚したアフリカからの人々も多くいました。「ホテル・ルワンダ」が話題になった時、監督がアイルランド系だと聞いて納得した覚えがあります。英国やヨーロッパのアフリカ支配を支配されるものの立場からも捉える視点だと思いました。アフリカの人々に寄り添う視点も、英国との支配関係に共感するものがあるのだと思います。誰かが「アイルランドはヨーロッパのアフリカ」と言っていたのを思い出します。(ややオーバーですが)

「ホテル・ルワンダ」は大きな映画館ではほとんど扱ってもらえなかった作品だそうですが、熱心なファンの呼びかけで、単館での上映が地道に広がっていったそうです。こういう映画こそ、たくさんの人に見てもらって、過去から学ぶ動きへとつながればいいなと感じます。

遠く離れた国、日常生活でのつながりが薄い国こそ、偏らない真実に近い情報で理解することの大切さを感じます。一つの物事を見るときに、被害者に近い第三者の視点で理解することの大切さを実感します。

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