Irish coffee

Saturday, August 09, 2008

好きやねんドーンセンターの会解散式

ドーンセンター廃止の声を聞いて、これは、黙っておけないと立ち上がった仲間でできた、好きやねんドーンセンターの会。真冬の2月9日から真夏の8月9日まで、激動の活動を繰り広げ、財団の自立化一年延期、ライブラリーの専門書残存、カウンセリング業務存続などを勝ち取り、9日解散した。関わった人たちの労をねぎらい、ワインで乾杯。それぞれの報告がそれぞれの立場でなされた。

「自分のできることを、できる時に」自発的に集まった仲間が繰り広げた、効率的なプロ集団の市民活動だった。これまでの活動とは異なり、面識もない人たちが、メールやMLでつながり、「ドーンセンター廃止反対、機能存続」という目的のために行動を共にしてきた。 署名活動、マーチ参加、議員へのロビイング、シンポジウム開催、勉強会、集まりを重ねるごとに、広がり、横とつながって躍進する、かっこいい大阪の女たちを中心とした活動だった。

部分的な参加ではあったが、それをさらに広げる中継地点の役どころであったかなと思う。ここでも、たくさんの方に、ご支援ご協力いただいたこと、本当に感謝です。 活動を通して感じたのは、ドーンセンター設立までの草の根の女たちの市民活動がいかに活発に行われていたかということ。道を切り開いてきた先輩たちの存在を知り、彼らの努力を無駄にしてはいけないと後に続いた。東京の女性財団が廃止された時、「大阪では同じことが起こっても、大阪の女性はほっておかない」と言われたそうだが、その言葉どおりとなった女性たちの底力は半端じゃない。

議員、メディア、応援してくれる人々らを上手く巻き込み、win winの法則で交渉する好きドンの世話人たちの活躍がなければ、今回の結果は得られなかったに違いない。 この激動の活動記録がDVDになった。これを強力な声として、まだドーンセンターの大切さをそれほど認識していない人々にも伝えていきたい。特に、橋下知事のメディアパフォーマンスにメロメロになってる女性たちに!
あなただって、ドーンセンターなくなったら困るでしょ。

今年度の予算が4割削られ、既にNPOとの協働にかなりの支障をきたしている。自立化への道もさらに険しいが、それでも、今回の措置を前向きに捉え、さらなる勝ち取りを目指すドーンセンターを、会は解散しても、応援し続けていきたい。
DVDの購入ご希望の方は、HPに詳細があります。 http://www.sukiyanen-dc.com/

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